平成23年度 大町桂月を語る会の活動



命日の墓参り・総会> H23.6.10(金)
  大町桂月を語る会発足以来毎年、桂月先生の命日に墓参りをしていますが、雨の日はありません。
平日にもかかわらず11名の会員が詣でました。
墓参り後は、桂月先生終焉の蔦温泉旅館で総会、懇親会を開催しました。総会が始まる頃、雨がポツポツ落ちてきました。



北 海 道 研 修> H23.8.27(土)〜8.31(水)
 平成18年から5年間青森県内の文学碑巡りをしている当会は、昨年から県外へ足をのばして会員研修をしています。
今年は、北海道にある碑の一部などを見学しました。


 
天人峡にある碑は、登山家でもある桂月が富士山と大雪山を比較したものです
   
「富士山に登って 山の大きさを語り  大雪山に登って 山の広さを語れ  大町桂月」 
桂月の碑
(東川町天人峡)
桂月の碑
(上川町層雲峡)
桂月の碑
(遠軽町北海道家庭学校)
桂月の碑
(弟子屈町川湯神社)

桂月が名前をつけた羽衣の滝・桂月岳などの見学
 桂月が命名した名所が「層雲峡」をはじめ道東に数ヶ所あります。

 「
羽衣の滝」への道の途中に、この滝の名前は桂月命名…と紹介する看板がありました。
 また、層雲峡にある「銀河の滝・流星の滝・大函・小函」も桂月が、名づけたといわれています。
 層雲峡から「桂月岳」を確認できました。当時無名だった山に桂月が登頂成功したことを記念して桂月岳と名づけられました。
 また、桂月は、駒ヶ岳、羊蹄山も登頂しています。

左から
 「黒岳」「桂月岳」「凌雲岳」
  
羽衣の滝
(天人峡
桂月岳
(大雪山系)
銀河の滝・流星の滝
(層雲峡)

 桂月の宿泊した層雲閣グランドホテル(当時は層雲閣)に貴重な資料がありました
 桂月が層雲閣に宿泊した後は、層雲閣のひとつの湯を「桂の湯」、近くには「桂月荘」という宿泊施設もあったそうです。当時の「文豪 桂月」が偲ばれる話です
    桂月揮毫の大雪山
  を詠んだ漢詩
桂月揮毫の漢詩 ふんどしわらじの話は有名」と桂月の似顔絵入りで描かれていました。 
 《 予定より日数を要した大雪山登山で、草鞋
(わらじ)が擦り切れてしまい、桂月と案内人のひとりである成田嘉助のふんどしで草鞋を編んで登山を続けたことを記しています。



<大町桂月を偲ぶ 観月会> H23.9.12(月)
 十五夜のこの日は、あいにくの雨。
 十和田市 道の駅 奥入瀬ろまんパークにある桂月の文学碑前で開催する予定でしたが、同じ敷地内にある「麦酒館」で行いました。
会場には、会員手作りの満月、すすき、萩、勿論団子も、といいたいところですが、団子にかわって桂月饅頭を供えました。
 雨にもかかわらず、90名ほどの方が集い、銘酒「桂月」で名月?を眺め桂月を偲びました。


すすき、萩そして月も… 会長あいさつ 十和田湖コーラス愛好会
の皆さん
参集の皆さん
ありがとうございました…

 *** 他の年度も見る ***